満ち欠けはなぜ起こる
月そのものが光っているわけではなく、太陽の光を反射して輝いています。月は地球のまわりを回っていて、太陽・地球・月の位置関係が変わると、地球から見える「光った部分」の形が変わる。これが満ち欠けです。
太陽と同じ方向に月があると、光った面が地球を向かず、月は見えません。これが新月。反対に、地球をはさんで太陽と向かい合うと、まんまるに見えます。これが満月です。新月から次の新月までは約29.5日(朔望月)。新月から満月までは、ちょうどその半分のおよそ2週間です。
四つの節目:新月・上弦・満月・下弦
一巡りのなかには、目印になる四つの節目があります。
・新月……太陽と月が重なる、サイクルの始まり。種をまくとき。
・上弦の月……新月から約1週間後の半月。動き出したことを育てる時期。
・満月……新月から約2週間後。満ち極まり、結果や感情が表に出るとき。
・下弦の月……満月から約1週間後の半月。手放し、整理に向かう時期。
新月から満月へ月が太っていく約2週間を「満ちていく月(ウァクシング)」、満月から新月へ細っていく約2週間を「欠けていく月(ウェイニング)」と呼びます。前者は育てる・増やす流れ、後者は手放す・減らす流れ、と対応づけて読まれます。
四つの節目のあいだには、それぞれ中間の姿があります。新月から上弦へ向かう細い月は「三日月(ウァクシング・クレセント)」、満月の前後でふっくらした月は「十三夜・十六夜」とも呼ばれ、昔の人は一晩ごとに変わる月の表情に、ていねいに名前をつけてきました。月の満ち欠けはそのまま暦となり、農作業や祭りの日取りの目安にされてきたのです。月の呼び名にこれだけの語彙があるのは、人が月とともに暮らしてきた証でもあります。なお、新月や満月が太陽・地球・月の特別な一直線と重なると、日食・月食が起こります。
月のリズムを暮らしの目安に
月相を知るメリットは、自然のリズムに自分の段取りを重ねられることです。「新月に新しいことを思い描き、満月でいったん振り返る」といった区切りは、特別な道具がなくても、空を見上げるだけで誰でも取り入れられます。
もちろん、新月に願えば願いがかなう、と保証されるものではありません。けれど、約2週間ごとにやってくる節目を「仕切り直しのきっかけ」にすれば、流れがちな日々にリズムが生まれます。さらに、生まれたときの月がどのサインにあったか(月星座)を知ると、自分にとっての月のリズムはもっと身近になります。まずは「無料のホロスコープ作成」で、あなたの月星座をのぞいてみてください。