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新里ひろき
Hiroki Niizato・心理占星術(米/日)
分類
占星術家
系統
心理占星術(米/日)
この記事の内容: 人物像功績と理論代表的な著作
新里ひろきとは
新里ひろき氏(Hiroki Niizato)は、アメリカ・フロリダ州を拠点に、コンサルテーションを中心に活動する日本人占星術家です。ノエル・ティル(Noel Tyl)の心理占星術マスタープログラムを最優秀の成績で修了し、現在は同プログラムの日本語版を独占的に開講しています。本人の公式ブログとして、日本語版「新里ひろきの心理占星術」(https://hniizato.jp/blog/ )と英語版「Hiroki Niizato Astrology」(https://hniizato.com/ )の二つを運営しています。 サウスフロリダ大学(University of South Florida、フロリダ州タンパ)で音楽とコンピュータサイエンスの学位を取得し、2001年から職業占星術家として活動を続けてきました。日本語ブログではノエル・ティル流の心理占星術を軸に、サイン・天体・アスペクト・ハウス・トランジット・エレクショナルといったテーマごとに記事を整理し、英語ブログでは心理占星術志向のレッスン記事を継続的に蓄積してきました。 専門領域は、心理占星術(Psychological Astrology)とヒューマニスティック占星術(Humanistic Astrology)の流れに位置づくアプローチです。占星術を自己理解と内的成長のための象徴体系として扱う姿勢が、日本語ブログと英語ブログの双方で一貫しています。
新里ひろきが生きた時代
新里氏が活動を本格化させた2000年代以降は、20世紀後半の心理占星術・ヒューマニスティック占星術の蓄積が、インターネットを通じて世界規模で読み返されるようになった時代でした。デーン・ルディアが提示したヒューマニスティック占星術の枠組み、そこから派生したリズ・グリーンハワード・サスポータスによる心理占星術の体系、そして本人の師であるノエル・ティルの対話型コンサルテーションの方法論。これらが英語圏で確立された資産として参照可能になり、ブログ・ポッドキャスト・オンラインセミナーといった発信形態が一般化したのが、新里氏の活動期と重なります。 同じ時期、英語圏では古典占星術の復興や、クリス・ブレナンらによるヘレニズム占星術の再評価も並行して進みました。心理占星術一色だった文脈に古典の技法が再導入されるなかで、心理占星術を出自としつつ自身の立ち位置を明確に保つ書き手の役割が改めて問われるようになりました。新里氏もこの時期に、ノエル・ティル流の心理占星術を軸とした発信を継続してきました。 日本国内では、鏡リュウジ石井ゆかり松村潔らが日本語による占星術文化の中核を担う一方、海外で訓練を受け英語圏で活動する日本人占星術家はそれほど多くありませんでした。新里氏はその数少ない存在の一人として、英語と日本語の両方で同時に発信を続ける位置に立ってきました。
功績と理論
新里氏のスタンスは、心理占星術の枠組みに立脚しながら、相談者の主体的な選択を支援する「コンサルティング型」の実践に重心を置く姿勢にあります。英語版Aboutでも自身を「Humanistic Astrologyの専門家(Expert in Humanistic Astrology)」と位置づけ、長年にわたるコンサルテーション経験を活動の中心に据えています。 理論面の中核は、師であるノエル・ティルから受け継いだ方法論にあります。ティルの占星術は、ホロスコープ全体を一つの心理的な物語として読み解き、相談者との対話のなかで気づきと選択を促す「ダイアログ・テクニック」を重視するもので、新里氏もこの姿勢を引き継いでいます。ブログ記事の多くは、サインや天体、ハウス、アスペクトといった基本要素を、心理的・象徴的な成長プロセスのなかで意味づける視点から書かれています。 技法面でも、ミッドポイントディスポジターソーラーアークなど、ティル系で重視される手法に親和的な記事構成が見られます。心理的なテーマを扱う一方で、エレクショナル占星術のように具体的な時期選定の技法もブログのタグとして整理されており、心理占星術と実用的な技法の双方を学習者に提示する構えがあります。
代表的な発信
英語ブログ「Hiroki Niizato Astrology」(https://hniizato.com/ )には、心理占星術志向の解説記事やミニレッスンが多数蓄積されており、読者向けに無料で公開された記事と、Aboutページからアクセスできるコンサルティングの案内が並ぶ構成になっています。 日本語ブログ「新里ひろきの心理占星術」(https://hniizato.jp/blog/ )は、サイン・天体・ハウス・アスペクト・トランジット・エレクショナル占星術といったテーマごとにタグ分けされた記事群と、ポッドキャストの収録を読みやすく整理した形のページから成り立っています。 加えて、心理占星術研究会(The School of Psychological Astrology・https://astro-psycho.com/ )を通じた講座運営にも携わっており、入門講座「ホロスコープの基礎」から、Noel Tyl の心理占星術マスタープログラム(Part I〜VI)の日本語版講座まで、段階的な学習プログラムを提供しています。英語圏向けにはAstrology UniversityやISARといった国際的な占星術団体のオンラインセミナーにも講師として登壇してきました。
同時代・後世への影響
新里氏の活動が持つ意義は、何より「日本語と英語の双方で同時に発信を続ける日本人占星術家」という立ち位置にあります。 鏡リュウジ石井ゆかりらが日本語圏内での発信と翻訳を通じて心理占星術の語彙を定着させてきたのに対し、新里氏は英語圏の心理占星術の実践現場に身を置きながら、その視点を直接日本語で発信する経路を作ってきました。英語圏の理論を翻訳・紹介するだけでなく、現地のコンサルテーションの作法やセミナーのやり取りに触れた立場から日本語で語る発信は、英語圏の心理占星術がどのような実務として営まれているのかを日本語圏の読者に伝える役割を果たしています。 同時に、英語ブログを通じて、英語圏の読者に対して日本人占星術家としてのプレゼンスを保ち続けてきた点も特筆できます。Astrology UniversityやISARでの登壇歴に表れているように、英語圏の主要な占星術コミュニティのなかで継続的に発言の機会を持つ日本人占星術家は限られており、その意味で新里氏の存在は、日本語圏と英語圏の占星術コミュニティをつなぐ細い、しかし実用的なチャンネルの一つになっています。
現代占星術における意義
現代の読者から見たとき、新里ひろき氏が占める位置は二重の意味で参照価値があります。 一つは、ノエル・ティル流の心理占星術を実務として継承する書き手として、ノエル・ティルの方法論がどのように現代のコンサルテーション現場で運用されているかを、日本語と英語の両方で確認できる窓口になっている点です。ティル本人の著作はやや専門性が高く読みづらい部分もありますが、新里氏のブログ記事は、その方法論を学習者向けに段階的に解きほぐして提示する役割を担っています。心理占星術とヒューマニスティック占星術の系譜をたどるうえでも、現代の実践者の語り口に触れる入口として位置づけられます。 もう一つは、英語圏で活動する日本人占星術家として、日本語圏の読者に「占星術が英語圏ではどう語られているか」を肌感覚で伝える役割を持つ点です。日本国内の心理占星術の語り口と、英語圏のコンサルティング占星術の語り口は、用語の選び方や問いの立て方、相談者との距離感など、細部で異なります。双方を行き来する位置にいる書き手の発信は、日本語のみの情報源だけからは見えにくい現代占星術の温度感を補ってくれます。 現代占星術全体の見取り図のなかでの位置づけを確認したい場合は、現代占星術の地形図もあわせて参照すると、心理占星術系譜の現在地を理解しやすくなります。
新里ひろきを知る意義/学び方
新里ひろき氏を知る意義は、ノエル・ティル流の心理占星術が現代のコンサルテーション現場でどのように運用されているかを、日本語で継続的に追える数少ない経路の一つを得られる点にあります。心理占星術を「過去の理論」としてではなく、現在も実際にクライアントとのセッションのなかで磨かれている実務として捉え直したいときに、新里氏の発信は具体的な手がかりを与えてくれます。 学び方としては、まず日本語ブログ「新里ひろきの心理占星術」(https://hniizato.jp/blog/ )のサイン・天体・ハウス・アスペクトのタグから関心のあるテーマを選び、心理占星術の言葉づかいに慣れることから始めるのが入口として無理がありません。基礎的な記事を一通り読み進めたあとに、英語ブログ「Hiroki Niizato Astrology」(https://hniizato.com/ )に並行して目を通すと、同じ著者が日本語と英語で語り方をどう調整しているかが見え、英語圏の心理占星術の語彙にも自然に馴染んでいけます。 より体系的に学びたい場合は、心理占星術研究会の講座ページ(https://astro-psycho.com/pages/hiroki )に掲載されている各種講座が選択肢になります。本人の発信や講座を直接たどるなかで、師であるノエル・ティルの方法論や、ヒューマニスティック占星術の系譜、さらには占星術家の系譜マップを併せて参照していくと、新里氏がどの潮流のどの位置に立つ書き手なのかを立体的につかめます。 自分のホロスコープを手元に置きながら読み進めると、ノエル・ティル流の読み方の特徴と、新里氏の語り口の独自性が、自分の天体配置のうえで具体的に感じ取れるようになります。 無料のホロスコープ計算機で自分のチャートを見る
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参考文献:新里ひろき公式ブログ 日本語版(新里ひろきの心理占星術) https://hniizato.jp/blog/ / 新里ひろき公式ブログ 英語版(Hiroki Niizato Astrology・About) https://hniizato.com/about/ / 心理占星術研究会 講座一覧(astro-psycho.com/新里ひろきの講座ページ) https://astro-psycho.com/pages/hiroki
監修:編集部(占星術担当)最終更新 2026-06-21
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