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アルデバラン(恒星)
Aldebaran・おうし座α・四王星(東の番人)
所属星座
おうし座(α星)
視等級
約0.86(橙色巨星・わずかに変光)
黄道上の位置(トロピカル・目安)
ふたご座 約9〜10度
伝統的な性質
火星的(プトレマイオス)
この記事の内容: 天文と神話占星術での意味チャートでの読み方関連する星・用語
天文と神話
アルデバランは、おうし座の「目」の位置で赤橙色に輝く一等星(おうし座α星)です。視等級は約0.86で、地球から約65光年の距離にある年老いた橙色巨星にあたります。名はアラビア語で「後に続くもの(al-Dabarān)」を意味し、すぐ西のプレアデス星団(すばる)を追って昇ることに由来します。神話では燃える牡牛の目とされ、V字に並ぶヒアデス星団を顔として、雄牛に姿を変えたゼウスが大地を駆ける姿と結びつけられてきました。
占星術での意味
伝統占星術では、アルデバランはプトレマイオスにより火星の性質を持つとされ、四王星(ロイヤルスター)の一つ「東の番人(Watcher of the East)」に数えられます。古代ペルシアでは天を四分して見張る守護星とされ、春分点付近の方角を担いました。ロブソンら恒星占星術の古典では、勇気・名誉・弁舌・高い地位をもたらす「成功の星」とされる一方、その栄光には「誠実さを保てるかぎり」という条件が付くと繰り返し語られてきました。
チャートでの読み方
恒星は、出生図の天体やアングル(ASC・MCなど)と狭いオーブ(伝統的に1〜2度以内、とくに合)で重なったときに働くと読みます。アルデバランがそうした位置にあると、誠実さに支えられた野心や、真っ直ぐな主張で評価を得る資質として描かれることが多い星です。現在のトロピカル黄道ではふたご座9〜10度付近にあり、歳差で約72年に1度進みます。対岸のアンタレス(さそり座の心臓)とは天空で向かい合い、東西の番人として一対で論じられます。これは伝統的な象徴であり、運命を断定するものではありません。
関連する星・用語
アルデバランは、四王星の他の三星。レグルス(しし座・北)、アンタレス(さそり座・西)、フォーマルハウト(みなみのうお座・南)と並べて学ぶと理解が深まります。また中世の魔術書では特別な力を持つとされた「ベヘニアン恒星」十五星の筆頭にも数えられ、対応する宝石はルビーやガーネット、ハーブはミルクシスル(オオアザミ)とされました。恒星の全体像は用語集「恒星(フィクストスター)」やコラム「恒星を読む」で、四王星の概念は「ロイヤルスター」で補えます。
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関連する用語・コラム
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参考文献:Vivian E. Robson『The Fixed Stars and Constellations in Astrology』 / Bernadette Brady『Brady's Book of Fixed Stars』 / プトレマイオス『テトラビブロス』(恒星の惑星的性質)
監修:編集部(占星術担当)最終更新 2026-06-15
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