シンボルの情景
激しい嵐が過ぎ去ったあとの空に、七色の虹がやわらかく架かる情景です。荒れ狂った雨風は、心をかき乱す試練や、抑えきれずに噴き出した感情の嵐を表すと読み解けます。その混乱が静まったとき、光と水滴が出会って初めて、誰の目にも見える色彩の橋が姿を現します。虹は、天と地、見えないものと見えるものをつなぐ約束のしるしであり、苦しみのあとに残る希望や和解を象徴すると考えられます。獅子座は存在そのものを輝かせ、自己を表現するサインです。その二十六度では、嵐をくぐり抜けた者だけが放てる、深く澄んだ輝きが描かれます。試練を通った表現が、ただ華やかなだけでない説得力を帯びる象徴だと言えるでしょう。
度数が示すもの
この度数は、困難や感情の嵐を経たあとにこそ、人の内に本物の輝きと意味があらわれるという主題を帯びるとされます。痛みを通過した分だけ、その表現や存在感には深みと包容力が宿り、周囲に希望を手渡す力となって現れるとされます。光の面では、苦境を乗り越えて他者を勇気づけ、対立のあとに和解の橋を架ける働きとして表れると言われます。影の面では、嵐の余韻に浸って過去の傷を語り続けたり、束の間の高揚を確かなものと取り違えやすいとも伝えられます。虹がやがて消えるように、得た光をどう日々へ根づかせるかが流れる問いだとされます。吉凶を一方に断ずるものではありません。
この度数を持つ人へ
太陽や月、アセンダントなどがこの度数の近くにある方は、つらい局面を通り抜けたあとに、ひときわ深い輝きや表現力を放ちやすいかもしれません。苦しんだ経験を希望へ変え、人と人のあいだに和解の橋を架ける温かさが持ち味となりやすい一方、過ぎた嵐の記憶に留まったり、一時の高揚を確かなものと感じやすいとも言われます。虹のような光を一瞬の感動で終わらせず、静かに日々の表現へ織り込んでいくことが、輝きを長く育てる助けになるでしょう。こうした傾向は出生図全体の配置によって表れ方が変わります。気になる方は、無料のホロスコープ作成でご自身の星の配置を確かめてみてはいかがでしょうか。