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牡羊座13度のサビアンシンボル
「爆発しそこねた爆弾が、いまは安全に隠されている」
度数
牡羊座 第13度
シンボル
爆発しそこねた爆弾が、いまは安全に隠されている
キーワード
不発の衝動・抑えられた爆発力
この記事の内容: シンボルの情景度数が示すものこの度数を持つ人へ
シンボルの情景
炸裂するはずだった爆弾が、ついに音を立てることなく、いまは人目につかぬ場所へ静かにしまわれている。牡羊座13度の情景です。導火線は途中で途切れ、あたりはひんやりと静まり返っていますが、外殻の奥には放たれずに残った力がまだ眠っています。爆弾とは、内に溜め込まれた激しいエネルギーや、世界を一気に塗り替えようとする衝動の象徴です。それは「不発」に終わりましたが、消えたわけではなく、そこに在り続けています。黄道の幕開けを担う牡羊座は、前へ突き進む推進力を本領としますが、ここではその勢いが外へ放たれず、いったん内側へ抱え込まれた一瞬が描かれます。猛々しさと静けさが同じ殻に同居する、張り詰めた情景です。
度数が示すもの
牡羊座13度が帯びるのは、「強い衝動を内に抱えながら、それをすぐには放たない」という質だとされます。激しく事を起こしたい逸る気持ちと、まだその時ではないという抑制とが、同じ胸の内でせめぎ合います。爆発させずに収めた力は、無駄に散るとは限らず、機が熟すまで蓄えられる燃料にもなり得ます。ここぞの一点に勢いを集める粘り強さが、この度数の静かな強みとなる場面もあるでしょう。一方で、不満や反発を表に出せないまま溜め込み続け、出口を失った熱が思わぬ形で噴き出す危うさも、この象徴は静かに示しているとされます。当事典はこれを吉凶の断定ではなく、性急さと自制のあいだで揺れる、この度数の気質の傾きとして読みます。
この度数を持つ人へ
太陽や月、アセンダントなどがこの度数の近くにある人は、「内に秘めた強い熱量を、どう扱うか」というテーマを帯びやすいとされます。一気に変えたい衝動を覚えつつ、状況を見定めて力を温存する。そんな静かな粘りが、いざという場面で頼もしい持ち味になることもあります。こみ上げた思いを言葉や創作、運動など安全な形で少しずつ外へ逃がす習慣が助けになるかもしれません。抑え込んだ熱を溜めっぱなしにせず、適切な時に開いていくこと。その手綱さばきが鍵になると考えられます。これは傾向を象徴的に示すもので、結果を約束するものではありません。自分の天体がどの度数にあるかは、無料のホロスコープ作成で確かめられます。
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参考文献:マーク・E・ジョーンズ『The Sabian Symbols in Astrology』(1953) 牡羊座13度の原典シンボル(原典の短い情景:A bomb which failed to explode is now safely concealed/別表記 An unsuccessful bomb explosion。度数番号は黄経12°00′〜13°00′にあたるARIES 13) / 本事典コラム「サビアンシンボルとは」(成立史・度数の数え方・ルディア版との表記差の読み方) / ※解釈文は当事典オリジナル(デーン・ルディア『An Astrological Mandala』の『An unexploded bomb reveals an unsuccessful social protest』等、特定著者の解説を翻訳・引用したものではありません)
監修:編集部(占星術担当)最終更新 2026-06-16
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