ホーム事典用語集 > ゾディアック(黄道十二宮)とは
ゾディアック(黄道十二宮)とは
黄道を12に分けた帯=十二星座
分類
用語
ゾディアック(黄道十二宮)とは
ゾディアック(黄道十二宮、獣帯)は、太陽の通り道である黄道を、30度ずつ12に分けた帯のことです。牡羊座から魚座まで、12のサイン(星座)がこの帯にそって順に並びます。英語の zodiac は「動物の輪」を意味する言葉に由来し、多くのサインが動物にちなむことから、日本語では「獣帯」とも呼ばれます。占星術の土台となる、いちばん大きな座標とされます。この帯にはわずかな幅があり、太陽だけでなく月や惑星も、おおよそこのおびのなかを行き来します。だからこそ、ひとつの共通したものさしで、それぞれの天体の居場所をそろえて読むことができる、と考えられています。古代メソポタミアやギリシャの時代から受けつがれてきた、長い歴史をもつ枠組みでもあります。
黄道を30度ずつ12に分ける
ゾディアックの組み立ては、とてもシンプルです。空をぐるりと一周する黄道は360度。これを30度ずつ均等に区切ると、ちょうど12の区画ができあがります。この一区画ずつが、牡羊座・牡牛座……とつづく12のサインです。ここで言う十二宮は、夜空に見える実際の星座の形そのものではなく、黄道を等しく12分割した「30度のものさし」を指す、という点が大切とされます。星座と同じ名前を使いますが、占星術が読むのは、この均等な区画のほうです。出発点となる牡羊座の0度は、春分の太陽の位置に重ねて定められます。このように春分点を起点とする区切り方は、トロピカル方式(回帰黄道)と呼ばれます。実際の星座のひろがりは大きさがまちまちで、空に対して傾いてもいますが、ゾディアックではあえて均等な30度に整えることで、計算も解釈も扱いやすくしている、と説明されます。なお春分点は長い年月をかけて少しずつずれていくため、星座の位置との重なり方も時代によって変わっていきます。
占星術での位置づけ
ゾディアックは、天体やアセンダントなどが「いまどこにいるか」をあらわすための、いちばん基本の座標とされます。太陽・月・惑星は、この帯の上を進んでいき、どのサインのどの度数にいるかで、その天体の色合いが読まれます。たとえば「太陽が牡牛座の15度」という言い方は、このものさしの上での位置を示したものです。ホロスコープを描くときも、まずこの12のサインを円としてならべ、そこに天体やハウスの境界を重ねていきます。サインはさらに、火・地・風・水の四つのエレメントや、活動・不動・柔軟の三つのクオリティでグループ分けされ、解釈の手がかりとして使われます。なぜ12という数なのか、その背景はコラム「なぜ十二星座なのか」でくわしくたどれます。これらはあくまで象徴的な枠組みであり、具体的な出来事を断定するものではありません。用語「サイン(星座)」「黄道」もあわせてどうぞ。自分のチャートは「無料のホロスコープ作成」から確かめられます。
くわしく知る
なぜ十二星座なのか(コラム) サイン(星座)とは
用語集
用語集の一覧へ
参考文献:本事典のコラム「なぜ十二星座なのか」、用語「サイン(星座)」「黄道」に準拠 / 標準的な西洋占星術の用語体系
監修:編集部(占星術担当)最終更新 2026-06-16
あなたのチャートを無料で作成して、用語を実際に確かめる
ホロスコープを無料作成