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シジジー(朔望・整列)とは
太陽・月・地球が一直線に並ぶこと(新月・満月)
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シジジー(朔望・整列)とは
シジジー(朔望)は、三つの天体がほぼ一直線に並ぶことをいい、占星術ではとくに、太陽・月・地球がそろう新月と満月を指します。ギリシャ語で「軛(くびき)でつなぐ」を意味する語(syzygos)が語源で、二頭の牛を一本のくびきでつなぐように、別々の天体が一本の線上にそろうさまを表します。天文学でも、太陽・地球・月のような三天体が一直線に並ぶ配置をシジジーと呼び、占星術はそのうち太陽と月の関係に注目してきました。なかでも、生まれる直前にもっとも近かった新月または満月を「出生前シジジー(プレネイタル・シジジー)」と呼び、古典占星術では、その度数を人生の大切な感受点として重んじました。プトレマイオスをはじめとする古典の著者は、このシジジーの度数とそれを支配する天体を、出生図全体を見渡すうえでの基準点のひとつとして扱っています。語そのものは月と太陽の「合(コンジャンクション)」や「衝(オポジション)」という、占星術で基本となるアスペクトとも深く結びついています。
新月・満月という二つのかたち
シジジーには、大きく二つのかたちがあります。ひとつは、太陽と月が同じ方向に重なる新月で、占星術では両者が同じ度数で結ぶ「合」にあたります。もうひとつは、太陽と月が地球をはさんで向かい合う満月で、これは正反対の度数で結ぶ「衝」にあたります。出生前シジジーを求めるときは、生まれる直前にあったこのどちらかを探し、その月(または太陽)の度数を出生図に書き入れます。新月生まれか満月生まれか、その前後どちらに近いかで、生まれ持ったリズムのニュアンスが変わるとも読まれます。新月では月が太陽の光に隠れて地球からは見えず、満月では月が夜空いっぱいに照らされる、という見え方の対比も、象徴的な解釈の手がかりにされてきました。さらに、太陽・月・地球の並びが特別に深く重なり、月の軌道が太陽の通り道(黄道)と交わる点の近くで起きると、太陽や月が欠ける日食・月食となります。日食は新月のとき、月食は満月のときにだけ起こり、いわばシジジーがもっとも強まった姿だといえます。
占星術での読まれ方
出生前シジジーは、自分が生まれる前の空のリズムを、チャートに刻み込む点として読まれてきました。古典では、その度数やそこを支配する天体(ルーラー)の様子を、人生全体の土台を見る手がかりとして参照したとされます。具体的には、シジジーが入るサインやハウス、そこに同居したりアスペクトを結んだりする天体を確認し、出生図のほかの要素と重なる度数があるかどうかを照らし合わせていきます。新月寄りなら始まりへ向かう勢い、満月寄りなら満ちて見渡す感覚、というように、月の満ち欠けの物語に重ねて意味を組み立てます。月相を八つに分ける「ムーンフェイズ」の考え方や、毎月くり返される新月・満月の「ルネーション」と同じ枠組みのなかで、出生前シジジーはその人固有の出発点として位置づけられます。ただし、これらは伝統的な象徴的読みであり、特定の出来事を断定するものではありません。用語「ルネーション」「日食・月食」もあわせてどうぞ。自分のチャートは「無料のホロスコープ作成」から確かめられます。
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ルネーション(朔望)とは(用語) 日食・月食とは(用語)
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参考文献:三天体が一直線に並ぶこと。占星術では新月・満月。出生前シジジーを古典が重視(標準的な占星術の用語体系) / 本事典の用語「ルネーション」「日食・月食」に準拠
監修:編集部(占星術担当)最終更新 2026-06-16
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