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ルネーション(朔望)とは
新月または満月のこと
分類
用語
ルネーション(朔望)とは
ルネーション(朔望、さくぼう)は、新月または満月のことを指す言葉です。とくに新月は、太陽と月がぴたりと重なる(合)瞬間で、月のサイクルの始まりを告げます。満月は、太陽と月が向かい合う(オポジション)瞬間です。占星術では、新月や満月のちょうどその時刻に作ったチャート(ルネーション図、新月図・満月図)から、これから始まる約一か月のテーマを読む、という使い方もされます。語源はラテン語で月を意味する「luna」で、英語の lunation はもともと一回の月の満ち欠けのめぐり、すなわち新月から次の新月までの周期そのものを指す言葉でもあります。日本語の「朔(さく)」は新月、「望(ぼう)」は満月を表す古い言い方で、この二語を合わせた「朔望」が、太陽・地球・月の並びが生む月相の節目をまとめて言い表しています。
太陽と月が出会い、向き合うリズム
ルネーションは、太陽と月の角度(位相)が一周するリズムから生まれます。新月は両者が同じ場所で重なる合の瞬間、満月はちょうど百八十度に開いて向かい合うオポジションの瞬間です。新月のあと月はふくらんでいき、約二週間で満月に達し、また欠けて次の新月へ。この満ち欠けひと回りが、おおよそ一か月のサイクルになります。地球から見た月が同じ月相に戻るまでの実際の長さ(朔望月)は平均約二十九・五日で、暦の上の一か月にほぼ重なります。占星術では、その瞬間に新月や満月がどのサイン・どのハウスで起きるかを見て、テーマの色合いを読み取るとされます。新月は始まりの種まき、満月は実りや気づきの時、と対応づけて読むのが定番です。さらに、その新月や満月の度数に出生図の天体や感受点が近いと、その月のテーマが自分のチャートと響き合いやすい、という見方もよく用いられます。日食・月食はこのルネーションが特別に強まった節目として、別格に扱われることもあります。
一か月の見通しを立てる図として
ルネーション図は、新月や満月のその瞬間を写し取った地図として、これから一か月ほどの見通しを立てる手がかりに使われます。新月図でまいた種が、次の満月のころに形になって見えてくる。そんな流れを意識して読まれることが多いものです。読むときは、新月・満月が起きたサインとハウスをまず確認し、その度数に出生図の天体がどれだけ近いか、図の中で他の天体とどんな角度(アスペクト)を結んでいるかを重ねて見ていきます。新月のサインは取り組みのテーマ、ハウスはそれが現れやすい生活の領域、と結びつけて読むのが一般的です。ただし、これは象徴的な読みであり、特定の出来事や運勢を断定するものではありません。あくまで一か月をふり返ったり計画を立てたりするときの、ものの見方のひとつとして使うのが穏当です。月の満ち欠け全体の流れはコラム「月相(新月・満月)とは」、新月=合のしくみは用語「合(コンジャンクション)」もあわせてどうぞ。自分のチャートは「無料のホロスコープ作成」から確かめられます。
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参考文献:ルネーション(朔望)は新月(太陽と月の合)または満月(オポジション)。その図で約1か月のテーマを読む使い方がある / 本事典のコラム「月相(新月・満月)とは」、用語「合(コンジャンクション)」に準拠
監修:編集部(占星術担当)最終更新 2026-06-16
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