ラージャヨーガは、インド占星術で地位・成功・繁栄を示すとされる、吉祥な惑星の組み合わせ(ヨーガ)の総称です。「ラージャ」は王を意味し、「王のような幸運」をもたらす配置とされてきました。インド占星術には、惑星の組み合わせによって生じる無数の「ヨーガ」があり、ラージャヨーガはそのなかでも、社会的な成功や名声に関わる、もっとも重んじられる一群です。
ラージャヨーガは、おおまかにいえば、力ある「角のハウス(ケンドラ=第1・4・7・10ハウス)」と、幸運をもたらす「三角のハウス(トリコーナ=第1・5・9ハウス)」の支配星どうしが結びつくときに生じるとされます。両者が同じ場所に集まったり、互いに見つめ合ったり(アスペクト)、座を交換したりすると、王のような幸運の配置になると考えます。社会的な土台と、生まれ持った幸運とが手を結ぶ。そんなイメージの組み合わせです。
ラージャヨーガを探すときは、まずラグナ(上昇宮)を確かめ、そこから
バーヴァにあたるハウスを数えます。ジョーティシュではホールサイン方式が中心なので、ラグナのある星座がそのまま第1ハウスになり、続く星座が順にハウスを担います。そのうえで、ケンドラの第1・4・7・10ハウスと、トリコーナの第1・5・9ハウスのそれぞれについて、どの惑星が支配星かを書き出します。第1ハウスは、ケンドラにもトリコーナにも入っています。
次に、書き出した支配星の組み合わせを一組ずつ見ていきます。たとえばケンドラの支配星とトリコーナの支配星が同じハウスに入っていないか、互いを
ドリシュティで見ていないか、座を入れ替えていないかを確かめます。見ているのは、ハウスの数字ではなく、そのハウスを支配する惑星どうしの関係です。同じ「見つめ合う」でも、西洋式の角度で測るアスペクトとは数え方が違うため、西洋式の感覚のまま角度で判定しないよう注意します。ここがインド式の読み方の特徴で、惑星の呼び名は
グラハの項目にまとまっています。
出生時刻が少しずれるとラグナが変わることがあり、そうすると支配星の組み合わせそのものが入れ替わります。
ラグナは短い時間で次の星座へ移っていくため、ヨーガの有無を確かめるときほど、出生時刻の確からしさが大切です。
ヨーガには、ラージャヨーガのほかにも、富を示すダナヨーガなど多くの種類があります。ただし、こうした吉祥な配置があっても、その惑星の状態や、時期の区分(ダシャー)の巡り次第で、表れ方は大きく変わるとされます。つまり「あれば成功する」と単純には読みません。あくまで象徴的な可能性として、チャート全体のなかで慎重に読むのが伝統です。
ヨーガを成り立たせている惑星が、どの時期を担う惑星になるかは、
ダシャーの項目で扱う時期の読み方と合わせて見ます。ヨーガが見つかったからといって結果が約束されるわけではなく、見つからなかったからといって何かが欠けているわけでもありません。自分のチャートは「
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