プレアデス(すばる)とは
プレアデス(和名すばる)は、おうし座にある有名な散開星団で、肉眼でも数個の星が寄り添って見えます。占星術では、繊細さ・感受性・物事を深く見通す力のテーマと結びつけられてきました。現在のトロピカル(季節)黄道では、ふたご座の初め付近に位置します。ひとつの恒星ではなく、若い星たちが集まった星の群れである点が、ほかの恒星とは異なる特徴です。
世界の神話のすばる
肉眼では六、七個ほどが見えますが、実際には数百の星からなる星団です。日本では「すばる」と呼ばれ、「統(す)べる=まとめる」に由来するともいわれます。清少納言の『枕草子』にも「星はすばる」と記され、古くから愛でられてきました。ギリシア神話では、巨人アトラスの七人の娘「七姉妹」とされ、ほかにも世界各地で、季節や農事の節目を告げる星として神話の題材になってきました。多くの文化が、この小さな星の群れに物語を重ねてきたのです。
占星術での読まれ方
古典では、プレアデスは涙や別れと結びつく繊細な星とされる一方で、芸術的な感性や、ふつうは見えないものを見通す霊的な視野をもたらす星ともされてきました。近くのアルデバランやアルゴルと同じ領域にあり、あわせて語られることもあります。もっとも、これらは伝統的な象徴であり、運命を断定するものではありません。恒星は、天体やアングルとぴったり重なるときに読みます。自分のチャートは「無料のホロスコープ作成」から確かめられます。