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プラティック(広いアスペクト)とは
オーブが広い、ゆるく効くアスペクト
分類
用語
プラティック(広いアスペクト)とは
プラティック(platic)は、きっかりの角度から少し離れていても、オーブ(許容幅)の内側で成立している、幅のあるアスペクトを指す古典占星術の用語です。度数がぴったり重なるパータイルに対して、ある程度の幅をもって効くアスペクトをいいます。働きはやや弱まるとされますが、一定範囲内なら有効と読まれます。天体どうしのつながりを、度数のずれだけで見落とさないための考え方です。語源はギリシャ語で「幅のある・広がった」を意味する言葉にさかのぼり、ヘレニズム期から中世にかけての占星術で、度数の一致を厳密に問うパータイルと対をなす分類として用いられてきました。現代の読みでも、アスペクトを「あるかないか」の二択ではなく、きっかりに近いほど濃く、オーブの端へ向かうほど淡くなる連続的なものとしてとらえる発想に受け継がれています。
オーブの内側で効くアスペクト
パータイル(度数一致・強い)とプラティック(幅のある・ゆるい)は、アスペクトの「効き具合」をはかる古典の対概念です。どこまでを有効とみなすかは、その人や流派が用いる「オーブ」の取り方しだいで変わります。たとえばオーブを8度にとれば、きっかりの角度から8度以内ならプラティックとして読む、というわけです。一般に、ぴったりに近いほど強く、離れるほどゆるやかに働くとされ、オーブの端に近づくほど影響は薄くなると考えられてきました。実際のチャートでは、アスペクトの大半はこのプラティック(幅のある)状態にあり、度数がきっかり重なるパータイルは、むしろ珍しい例外といえます。オーブの幅は天体やアスペクトの種類によっても変える流派が多く、太陽や月など主要な天体には広め、外惑星やマイナーアスペクトには狭めにとる、といった調整がよく見られます。コンジャンクションやオポジションのような主要アスペクトには大きめのオーブを、セミスクエアなどの小アスペクトには小さめのオーブをあてる扱いも一般的です。こうした幅の取り方しだいで、同じチャートでも「成立している」と読むアスペクトの数は変わってきます。
度数一致と対にして読む
プラティックは、対になるパータイル(度数一致)と並べることで、アスペクトの強弱をとらえる物差しになります。同じ角度でも、ぴったり重なるか、幅をもって成立しているかで、効き方の濃淡が違ってくると読まれます。もっとも、これは象徴的な強弱の目安であり、特定の出来事を断定するものではありません。実際の読みでは、オーブをどこまで広くとるか、天体やアングルの組み合わせも踏まえて、慎重に意味を組み立てていきます。用語「オーブ」「アスペクト」もあわせてどうぞ。自分のチャートは「無料のホロスコープ作成」から確かめられます。
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参考文献:オーブの内側でゆるく成立するアスペクト。パータイル(度数一致)の対(標準的な西洋占星術の用語体系) / 本事典の用語「オーブ」に準拠
監修:編集部(占星術担当)最終更新 2026-06-16
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