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プラネタリーアワー(惑星時間)とは
一日を7天体で支配する時間
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プラネタリーアワー(惑星時間)とは
プラネタリーアワー(惑星時間)は、一日を昼と夜に分け、それぞれを12等分して、各時間を7つの天体が順に支配すると考える古典占星術の時間の区切り方です。昼は日の出から日の入りまで、夜は日の入りから次の日の出までを12等分します。支配の順番は「カルデア順(土星・木星・火星・太陽・金星・水星・月)」で、時計の60分とは違い、季節や緯度によって一時間の長さが伸び縮みするのが特徴です。ここで使う7天体は、肉眼で見える古典の天体(土星・木星・火星・太陽・金星・水星・月)であり、近代に発見された天王星・海王星・冥王星は含まれません。カルデア順は、地球から見た見かけの動きが遅い順(公転周期が長い順)に天体を並べたもので、古代メソポタミアの天文観測に由来するとされます。一日の各時間にこの7天体を循環させて当てはめていくのが、プラネタリーアワーの基本的な考え方です。
季節で伸び縮みする「等分の時間」
プラネタリーアワーの一時間は、いつも同じ長さではありません。昼の長さを12で割ったものが昼の一時間、夜の長さを12で割ったものが夜の一時間になるため、昼が長い夏は昼の時間がゆったりと長く、冬は逆に短くなります。たとえば昼が14時間ある夏なら昼の一時間は約70分、昼が10時間しかない冬なら昼の一時間は約50分、というように同じ「一時間」でも長さが変わります。緯度が高い土地ほど夏と冬の差は大きくなり、春分・秋分の頃だけは昼夜がほぼ等しく、一時間が時計の60分に近づきます。区切りの起点は日の出です。日の出の最初の時間にその日の曜日の支配星(カルデア順で先頭に立つ天体)を置き、そこから土星・木星・火星……と順ぐりに各時間へ天体を割り当てていきます。一周してまた最初の天体に戻る、この繰り返しで昼12時間・夜12時間の計24時間が組み立てられています。
曜日の名と、行為を選ぶ知恵
おもしろいことに、各日の最初の時間(日の出)の支配星が、その日全体の支配星となり、曜日の名の由来にもなったとされます。日曜は太陽、月曜は月、というように。古典では、何かを始めるときに、その行為に合う天体が支配する時間を選ぶと相性がよいと読まれてきました。たとえば学びや連絡ごとは水星の時間に、人との和解や愛情ごとは金星の時間に、決断や勝負ごとは火星や太陽の時間に、といった具合です。これは「エレクション(選日)」と呼ばれる古典占星術の技法の一部で、行為と天体の象徴を結びつける考え方に基づいています。もっとも、これは伝統的な象徴の読みであり、結果を保証するものではありません。あくまで時間の象徴を味わう手がかりとして、軽やかに付き合うのがよいでしょう。用語「占星術と神話」「古典の7天体と、現代の3天体」もあわせてどうぞ。自分のチャートは「無料のホロスコープ作成」から確かめられます。
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参考文献:カルデア順(土星・木星・火星・太陽・金星・水星・月)で各時間を支配。日の出最初の時間の支配星が曜日名の由来(web確認) / 本事典のコラム「占星術と神話」「古典の7天体と、現代の3天体」に準拠
監修:編集部(占星術担当)最終更新 2026-06-16
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