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パラレル(赤緯の合)とは
赤緯が同じ=合に似た働きのアスペクト
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パラレル(赤緯の合)とは
パラレルは、二つの天体の赤緯(天の赤道からの南北の位置)がほぼ等しく、しかも同じ側(ともに北、またはともに南)にあるときに成り立つアスペクトです。ふだんのアスペクトが黄経(横の角度)で測るのに対し、パラレルは赤緯という縦の物差しで測るのが特徴です。働きは合(コンジャンクション)によく似ていて、二つの天体の力を強め合うとされます。英語の parallel は「平行」を意味し、二つの天体が天の赤道から同じ高さで平行に並んでいる様子を言い表しています。黄経のアスペクトが「円のどこにいるか」を問うのに対し、赤緯のパラレルは「赤道からどれだけ上下に離れているか」を問うため、まったく別の角度から二つの天体の関係を照らし出します。占星術ではこのパラレルを、見落とされがちだが侮れない結びつきとして扱う立場があります。
縦の物差しで測る結びつき
赤緯が同じということは、二つの天体が空の同じ高さ(南北の位置)を通る、ということを意味します。横の角度では遠く離れて見える天体どうしでも、縦の高さがそろっていれば、ここで静かに結びついている。パラレルはそんな、ふだんのアスペクト一覧には出てこない結びつきを拾い上げます。許容する差(オーブ)は小さくとり、赤緯が一度ほど以内でそろったときに読むのが一般的とされます。なかには十数分以内とさらに厳しくとる占星術家もおり、オーブを小さくとるほど結びつきの精度が高まると考えられています。同じ側でそろうのがパラレル、反対側(一方が北、もう一方が南)で等しいのがコントラパラレルで、ちょうど合と衝(オポジション)のような対をなすと説明されます。赤緯そのものは黄道十二宮の経度とは独立した値なので、太陽や惑星が一年や公転の周期のなかで赤道の北へ上り、また南へ下る動きを追うことで初めて見えてきます。同じサインに天体が集まっていなくても、赤緯の表を並べてみると意外な相手とパラレルを結んでいることがある、という点がこのアスペクトの面白さです。
補助の物差しとしての読まれ方
パラレルは、黄経のアスペクトでは見えない縁を補ってくれる、もうひとつの物差しとして使われます。合に準じる強い結合とみて、通常のアスペクトと併せて補助的に重視する占星術家もいます。たとえば、黄経では目立つ角度を結んでいない二つの天体がパラレルでそろっていれば、表からは見えにくい協力関係が背後にある、と読まれることがあります。逆に、黄経で合や良い角度を結んでいる二つの天体がパラレルでもそろっていれば、その結びつきはいっそう強められて働く、と解釈されることもあります。出生図のなかの配置だけでなく、進行(プログレッション)やトランジットで天体が赤緯を変えながら本人の天体とパラレルを結ぶ時期を、節目の目安として参照する手法もあります。もっとも、赤緯のデータは多くの簡易な占星術ソフトでは表に出ないことも多く、あくまで黄経のアスペクトを主役に据えたうえで、それを補う第二の視点として添えるのが穏当な扱いとされます。これは象徴的な読み方であり、特定の出来事を断定するものではありません。用語「赤緯(デクリネーション)」「アスペクト」もあわせてどうぞ。自分のチャートは「無料のホロスコープ作成」から確かめられます。
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赤緯(デクリネーション)とは(用語) 合(コンジャンクション)とは(用語)
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参考文献:赤緯が同方向で等しい状態。合に似た強い結合として働く(標準的な西洋占星術の用語体系) / 本事典の用語「赤緯(デクリネーション)」に準拠
監修:編集部(占星術担当)最終更新 2026-06-16
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