ホーム事典用語集 > ジョーティシュ(インド占星術)とは
ジョーティシュ(インド占星術)とは
インドに伝わる「光の科学」=ヴェーダ占星術
分類
用語
ジョーティシュ(インド占星術)とは
ジョーティシュは、インドに古くから伝わる占星術で、サンスクリット語で「光(の科学)」を意味します。ヴェーダ(古代インドの聖典)を正しく学ぶための補助学のひとつとされ、ヴェーダ占星術とも呼ばれます。星座を恒星の位置を基準に区切るサイデリアル方式を用いる点が、春分点を基準にするトロピカル方式の西洋占星術との大きな違いです。月の動きを重んじ、人生の流れを時間軸で読むことを得意とする体系とされます。
恒星を基準にする組み立て
ジョーティシュの土台にあるのが、恒星の並びをそのまま基準にするサイデリアル方式です。春分点は、地球の歳差(こまの首振りのような長い揺れ)でゆっくり移動するため、トロピカル方式の黄道とサイデリアル方式の黄道は少しずつずれていきます。このずれの量をあらわすのがアヤナムシャという補正値です。そのため同じ生年月日でも、太陽星座などが西洋占星術よりひとつ手前のサインに出ることが多くあります。どちらが正しいというより、出発点の取り方が異なる二つのものさし、と理解するとわかりやすいでしょう。
ナクシャトラとダシャーの伝統
ジョーティシュは、月の通り道を二十七に区切るナクシャトラ(月の宿)や、惑星ごとに人生の時期を割りふるダシャー(惑星期)といった独自の技法を持ち、西洋占星術とは別の道筋で発展してきたと伝えられます。とりわけ月の位置を重視するのが特徴とされ、時間の流れに沿ってテーマの移り変わりを読むことを得意とします。これらは伝統的な象徴の体系であり、出来事を断定するものではありません。共通点と相違点を知ると、占星術全体の奥行きが見えてきます。用語「サイデリアル(恒星)方式」「アヤナムシャ」もあわせてどうぞ。自分のチャートは「無料のホロスコープ作成」から確かめられます。
くわしく知る
サイデリアル(恒星)方式とは(用語) アヤナムシャとは(用語)
用語集
用語集の一覧へ
参考文献:インド占星術(ジョーティシュ)の標準的解説/ヴェーダーンガの伝統 / 本事典の用語「サイデリアル(恒星)方式」「アヤナムシャ」に準拠
監修:編集部(占星術担当)最終更新 2026-06-16
あなたのチャートを無料で作成して、用語を実際に確かめる
ホロスコープを無料作成