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ディレクション(方向法)とは
感受点を一定の規則で動かして時期を読む技法の総称
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ディレクション(方向法)とは
ディレクション(方向法)は、出生図の感受点(天体やアセンダントなどの点)を、決まった規則にしたがって少しずつ動かし、それが別の点と出会うタイミングから、人生の出来事の時期を読む技法の総称です。天球の回転を使う「プライマリーディレクション」、太陽の動きを当てる「ソーラーアーク」、一定の度数で動かす「象徴方向法」などが含まれます。進行(プログレッション)と並ぶ、時期を読むための大きな柱とされてきました。語源となった英語のdirectionは「方向づける・差し向ける」という意味で、ある点を別の点へと差し向けていくイメージが名前のもとになっています。古典占星術ではプライマリーディレクションが時期読みの中心に置かれ、近代以降は計算の簡便なソーラーアークや象徴方向法が広く使われるようになりました。いずれも出生図を出発点とし、そこから時間の経過を象徴的に表現しようとする発想を共有しています。
感受点を動かして時を測る
ディレクションに共通するのは、出生時の星の配置はそのままに、ある点を一定の決まりで前へ進め、ほかの点と重なる瞬間を「時期」として読む、という考え方です。たとえばソーラーアークでは、出生後の太陽が一日進む角度(おおよそ一度前後)を一年ぶんと見なし、太陽だけでなくすべての感受点をその同じ角度だけ一律に動かします。象徴方向法では一年につき一度というように、もっとシンプルな度数で進めます。プライマリーディレクションは天球そのものの日周回転をもとにし、地平線や子午線に対して点が運ばれていく時間を年数に換算する、最も古典的で計算の重い組み立てです。どの方式でも、動かした点(プロミッサー)が出生図の天体やアングル(シグニフィケーター)にぴたりと出会う年が、注目すべき節目として読まれます。出会いの種類は合や衝、四分などの主要なアスペクトが重視され、許容する誤差(オーブ)はトランジットよりずっと小さく取られるのが一般的です。
進行・トランジットとあわせて読む
ディレクションは、トランジット(実際の星の運行)が「外から訪れる出来事」を映すのに対し、内側から熟して表に出てくる変化のタイミングを示す、と語られることがあります。進行(二次進行など)とも近い役割を持ち、両者をまとめて「内側の時計」、トランジットを「外側の時計」と整理する占星術家もいます。多くの占星術家は、ディレクション・進行・トランジットを重ね合わせ、同じ時期に複数の技法が同じ点を指すかどうか(時期の一致)を手がかりに、慎重に読みを組み立てます。一つの技法だけで結論を出すのではなく、複数の合図が重なるときほど、その時期のテーマがはっきりすると考えられてきました。読み取れるのはあくまで象徴的なテーマや節目の傾向であって、何がいつ確実に起こるかを言い当てるものではない、という点は押さえておきたいところです。ただし、これらは象徴的な時期の目安であり、特定の出来事を断定するものではありません。用語「プライマリーディレクション」「ソーラーアーク」もあわせてどうぞ。自分のチャートは「無料のホロスコープ作成」から確かめられます。
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プライマリーディレクションとは(用語) ソーラーアークとは(用語)
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参考文献:感受点を規則的に動かし時期を読む技法の総称(プライマリー・ソーラーアーク・象徴法等)(標準的な西洋占星術の用語体系) / 本事典の用語「プライマリーディレクション」「ソーラーアーク」に準拠
監修:編集部(占星術担当)最終更新 2026-06-16
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