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カルデア順とは
7天体を速さ順に並べた配列
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用語
カルデア順(カルデアじゅん)とは
カルデア順は、土星・木星・火星・太陽・金星・水星・月という7つの古典天体を、地球から見た「見かけの動きの遅い順(=遠い順)」に並べた配列です。占星術のさまざまな仕組みの土台になっており、フェイス(10度区分)の支配星、一日の時間を司るプラネタリーアワー、そして曜日の並びまで、すべてこのカルデア順から導かれるとされます。名前の由来は、紀元前のメソポタミア南部で天体観測と暦の計算に長けた「カルデア人(カルデア=新バビロニアを担った人々)」で、彼らが整理したとされる天体の並びが後世のギリシア・ローマ世界へ受け継がれ、ヘレニズム期の占星術に取り込まれていきました。7つの古典天体とは、肉眼で見え、かつ恒星の間を動いていく「さまよう星(プラネテス)」のことで、これがそのまま占星術の基本的な惑星セットになっています。
遅い順に並ぶ7つの天体
カルデア順がこの並びになるのは、地球から見た天体の「見かけの動きの速さ」を目安にしているからです。空をいちばんゆっくり巡るように見える土星を先頭に、木星、火星、太陽、金星、水星と続き、いちばん速く動いて見える月で終わります。たとえば土星は黄道を一周するのに約29年半かかるのに対し、月はおよそ27〜28日で空を一巡りします。当時は地球を中心に天体が層をなして取り巻くと考えられ、その遠い順がそのまま遅い順と重なる、と読まれてきました。これは現代の天文学が示す太陽中心の本当の軌道配置とは前提が異なる、あくまで古代の見かけ・体系上の並びです。望遠鏡以前に肉眼で見えた天体だけを、観察できる動きの速さで素直に並べた配列、といえます。海王星や天王星といった近代以降(天王星は1781年、海王星は1846年に発見)の天体は、この7天体の枠には含まれません。
占星術での使われ方
カルデア順は、いくつもの技法を支える「並びの素」として働きます。たとえばフェイス(各サインを10度ずつ3分割した区分)の支配星は、この順をぐるぐるたどって割り当てられます。一日を惑星時間で区切るプラネタリーアワーも同じ順で進み、曜日が「日・月・火・水・木・金・土」と並ぶのも、惑星時間をカルデア順でたどった結果とされます。仕組みを少し具体的にいうと、昼夜を12ずつ計24の惑星時間に分け、各時間にカルデア順で惑星を順番に割り当てていくと、その日の最初の時間を支配する惑星がそのまま「その日の曜日」を決めます。この計算をくり返すと、土曜・日曜・月曜……という見慣れた並びが自然に立ち上がるのです。古代ローマの歴史家カッシウス・ディオもこの対応を書き残しており、円に並べた7天体を一定間隔で結ぶと七芒星(ヘプタグラム)が描けることでも知られます。どれも象徴的な対応づけであり、出来事を断定するものではありません。用語「プラネタリーアワー」「フェイス」もあわせてどうぞ。自分のチャートは「無料のホロスコープ作成」から確かめられます。
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プラネタリーアワー(惑星時間)とは 占星術と神話(コラム)
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参考文献:カルデア順は土星・木星・火星・太陽・金星・水星・月(見かけの遅い順)。フェイス・惑星時間・曜日の土台(web確認) / 本事典の用語「プラネタリーアワー」「フェイス」、コラム「占星術と神話」に準拠
監修:編集部(占星術担当)最終更新 2026-06-16
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