シナストリー MC コンジャンクション(合) MC
一方のMCがもう一方のMCにコンジャンクション(合)を結ぶとき
MC 合 MCがシナストリーで示すもの
MCどうしの合では、二人の仕事の方向や到達点が近く、同じ景色を見やすくなります。
合は0°で重なる角度です。二人のMCが同じサインの近い位置に並び、仕事の看板、世間に見せたい姿、人生の到達点のイメージが似通います。この重なりを確かめるには、二人分の正確な出生時刻が要ります。MCは約4分で約1°動くため、数十分ずれるだけでも、重なって見えた位置が変わることがあります。
二人のあいだに表れやすい力学
仕事や活動について話すとき、「そうそう、そういう方向がいい」と頷き合える場面が増えます。何を成し遂げたいのか、どんな評価を受けたいのかが近いので、説明に手間がかかりません。
同じ業界や似た分野に関心を持ちやすく、共通の知人、同じ憧れの存在、似た理想の働き方など、重なる話題が多くなります。それぞれの進路が、別々でも並行して進んでいくような感覚が生まれます。
目標が近いぶん、互いの努力や成果が、自分のことのように励みになります。相手が昇進したり、新しい仕事を始めたりすると、自分の中にも意欲が湧き、二人で前へ引っ張り合う動きが起こりやすくなります。
世間の目からも、二人は似た立場の人として見られやすい傾向があります。同じ肩書や同じ評判の枠に収まり、並べて語られたり、比べられたりする場面が増えます。協力者にも、競争相手にもなりうる位置です。
家や暮らしに関わるICも、二人のあいだでは同じ位置に重なります。心の土台や、育った環境に似た気配があり、仕事の話をしているうちに、思いがけず、互いの家庭の話題にまで通じ合うことがあります。
共に働く関係になると、意思決定の速さに、この近さが現れます。方針や優先順位を話し合う場面で、結論がほぼ同じ方向に落ち着くため、会議が短く済み、行動までの距離が縮まります。
相手の仕事ぶりを見て、自分の進み方を確かめる、という使い方もできます。同じ方向を歩む先輩や同期として、相手の選択が、自分の道の参考になる場面が増えます。
近さは、同じ席を狙い合う競争の種にもなります。目指すものが近すぎると、限られた評価や機会を巡って、静かな競争が生まれ、応援したい気持ちと、悔しさが同居する場面も出てきます。
世代や立場が違っても、働くことへの価値観に共通点が見つかりやすくなります。年の離れた相手とも、仕事の話になると急に距離が縮まる、という感触を得ることがあります。
また、二人とも同じ弱点を抱えやすい点にも注意が要ります。社会的な見え方や、評価への不安が似ているので、行き詰まったときに、互いに励ましにくく、共倒れの空気が生まれることもあります。
自分と同じ道を行く相手がそばにいると、迷いが出たときに励みになります。進路の岐路で、同じ目線から意見をもらえるのは、この配置の心強さです。
この配置を関係に活かす手がかり
共通の目標を、はっきり言葉にして共有してみてください。同じ方向に進む仲間として、役割を分けながら進めると、競争の気持ちが、協力の力に変わります。
一方で、競い合う気持ちがあるなら、隠さずに話題にするのも向いています。「実は少し悔しかった」と打ち明けると、相手との距離がかえって縮まり、相手の成功を素直に喜べるようになります。
二人とも同じ弱点を持ちやすいので、外から視点をもらう習慣も役立ちます。違う分野の友人や、年上の知人に相談すると、二人だけでは気づけない見方に出会えます。
役割分担を意識して作ることも助けになります。同じ目標を目指す二人が同じ作業をすると重複が出るので、一方は発信、もう一方は設計、といった具合に、強みで分けると、無駄が減ります。
互いの成果を、きちんと言葉で祝う習慣もおすすめです。似た目標を持つ二人は、相手の達成を、自分の遅れと比べてしまいがちです。喜びを先に言葉にすると、比べる気持ちが静まります。
目標の外にある時間も、大切にしてください。仕事や成果の話から離れて、食事や散歩を楽しむ時間があると、似た者同士の緊張がほどけ、関係が長く続く土台になります。
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参考文献: Frances Sakoian & Louis Acker, 'The Astrology of Human Relationships' (Harper & Row, 1976) / Stephen Arroyo, 'Relationships & Life Cycles' (CRCS Publications, 1979)