プロフェクション(年運法)とは
プロフェクション(年運法)は、ヘレニズム占星術に由来する、シンプルな時間の技法です。生まれた年(0歳)を第1ハウスとし、誕生日を迎えるごとに、アセンダントから1サインずつ進めていきます。1歳は第2ハウス、2歳は第3ハウス……と進み、12歳でふたたび第1ハウスへ。その年に強調されるハウスと、そのサインの支配星(年の支配星)から、一年のテーマを読みます。誕生日ごとに、人生の舞台が一つずつ移っていくイメージです。
「年の支配星(タイムロード)」という考え方
プロフェクションの肝は、その年に強調されたサインの支配星を「年の支配星(ロード・オブ・ザ・イヤー)」として主役に立てる点です。たとえば天秤座が強調される年なら、その支配星である金星がその一年のタイムロードになります。そして、この年の支配星が出生図でどんな状態にあるか、いまの空でどんなトランジットを受けているかが、その一年を読む鍵になります。12年でひと巡りするため、12の倍数の歳(12・24・36歳…)には第1ハウスへ戻り、自分自身が主題になる年とされます。
読み方と関連語
プロフェクションは、計算がやさしく、その年の「主役の天体」を一つに絞れるのが利点で、近年あらためて注目されている古典技法です。これは象徴的な読みで、断定するものではありません。時間の技法の全体像はコラム「未来をどう読む?」、いまの空との重なりは用語「トランジット」へ。自分の出生図は「無料のホロスコープ作成」で確かめられます。