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天体(プラネット)とは
占星術が読む、心の機能の担い手
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天体(プラネット)とは
天体(プラネット)は、占星術が読み解きに使う、太陽・月・水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星のことです。天文学では、太陽は恒星、月は衛星で惑星ではありませんが、占星術では伝統的にこの十個をまとめて「天体」と呼びます。それぞれが「何を司るか」という心のはたらきをあらわし、太陽は自我、月は感情、水星は思考……というように、人の内面のさまざまな役割を受け持つとされます。英語の planet はギリシャ語で「さまよう星」を意味する語に由来し、夜空の恒星が位置を変えないのに対し、これらの星が背景の星座に対して動いていくように見えることから、古くから特別な存在として区別されてきました。占星術ではこの「動く星」たちを、人のこころのなかで働く力の象徴として読みます。
何を司るかをあらわす十の星
天体は、ホロスコープ(出生図)を読むときの「主役」にあたります。太陽は意志や個性、月はこころの土台や安心感、水星は考えや言葉、金星は愛情や好み、火星は行動力、木星は広がりや寛大さ、土星は責任や枠組み……というように、それぞれが受け持つテーマを持ちます。読み解きでは、天体が「何を」、サイン(星座)が「どんな色合いで」、ハウスが「どの分野で」をあらわし、この三つを組み合わせて意味を立ち上げていきます。たとえば「金星がてんびん座の第7ハウスにある」なら、愛情を、調和を求める色合いで、人との関わりの場面で発揮する、というふうに読まれます。さらに、天体どうしが図のうえでつくる角度(アスペクト)も読み解きの手がかりになります。たとえば太陽と月がなめらかな角度を結ぶか、緊張をはらむ角度を結ぶかで、意志と感情の関係のニュアンスが変わってくる、というように解釈されます。こうして一つひとつの天体は単独で意味を持つだけでなく、たがいに響き合う「登場人物」として、一人の人柄の物語を立ち上げていきます。
古典の7天体と現代の3天体
天体は、肉眼で見える土星までの「古典7天体」(太陽・月・水星・金星・火星・木星・土星)と、望遠鏡の時代に見つかった「現代3天体」(天王星・海王星・冥王星)に分けて語られます。古典の七つは古くから世界各地で意識されてきた星々で、曜日の名前のもとにもなりました。現代の三つは、天王星が18世紀、海王星が19世紀、冥王星が20世紀に発見された比較的新しい天体で、動きがゆっくりなため、個人よりも世代をこえる大きな変化のテーマと結びつけて読まれることが多い、とされます。どの天体をどこまで使うかは流派によっても分かれ、古典7天体だけを重んじる立場もあれば、現代3天体まで積極的に取り入れる立場もあります。これらはあくまで象徴的な読みであり、特定の出来事を断定するものではありません。用語「サイン」「ハウス」もあわせてどうぞ。自分のチャートは「無料のホロスコープ作成」から確かめられます。
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天体一覧 古典7天体と現代3天体(コラム)
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参考文献:本事典の「天体」各ページ、コラム「古典の7天体と、現代の3天体」に準拠 / 標準的な西洋占星術の用語体系
監修:編集部(占星術担当)最終更新 2026-06-16
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