ホーム > 事典 > 用語集 > ロコモティブ型とは
輪
ロコモティブ型とは
全天体が約240度に広がり3分の1が空く型
分類
用語
ロコモティブ型(機関車型)とは
ロコモティブ型(機関車型)は、出生図の10天体がおよそ240度(円の3分の2)にわたって広がり、残る120度ほどがぽっかり空いている配置の型です。アメリカの占星術家マーク・エドモンド・ジョーンズが整理した「チャートの型」7つのうちのひとつとされます。天体の連なりの先頭に立つ「先導星(リーディング・プラネット)」が、機関車のように全体を引っぱるイメージから、この名がつけられたと読まれます。
先頭の天体が全体を引っぱる
ロコモティブ型を見分ける目印は、天体が円の3分の2ほどに連なり、120度ほどの空白がはっきり残っていることです。この空白に向かって、先頭の天体が車列を牽引するように全体を駆動する。そんな構図から、強い推進力や自発性、目標に向かう達成欲をあらわすとされます。 先頭の天体とは、円のなかでいちばん大きな空白の直後に位置し、全体を率いるとされる星のことです。先頭の天体のサインやハウス、天体の性質が、その人を突き動かす原動力の色あいを示す手がかりとして重く見られます。残る空白は「足りないもの」をあらわし、自らそれを埋めようと進む方向、と読まれることもあります。 先頭の天体を読む例を挙げます。先頭が水星で、第3ハウスにあるなら、学びや情報のやり取りを入り口にして、全体が動き出す配置と読めます。先頭が火星なら、行動力や衝動の色合いが、車列全体の走り方に出る、と考えます。同じロコモティブ型でも、先導星が違えば、その人が何をきっかけに動き出すかは変わってきます。
占星術での読まれ方
ロコモティブ型は、空白の領域に向かって自分を駆り立てる、行動力と達成欲の型と語られます。何かを成し遂げようとする自走性が強みとされ、先頭の天体がその源と読まれます。ただし、これは配置の全体的な傾向をつかむための象徴であり、性格や人生を断定するものではありません。先導星のサインやハウス、そしてほかの型と読み比べると、それぞれの個性がよく見えてきます。 空白が人生のどの領域にかかっているかも、読みの手がかりになります。たとえば空白が第7ハウスをまたいでいるなら、他者との関わりの領域が「まだ満ちていない場所」として意識されやすく、そこへ自分から踏み出していく動きが生まれる、と読む例があります。空白に入るハウスを具体的な生活の場に置きかえると、足りないと感じているものの輪郭が見えてきます。
チャートで見分ける手順と近い型との違い
チャートで確かめるときは、10天体をいったん意味を忘れて、点の配置としてだけ眺めます。天体どうしのあいだにできる空白のうち、いちばん大きいものに注目します。その空白がおよそ120度あって、天体がほかの側にほぼ途切れなく並んでいれば、ロコモティブ型の候補です。きれいに型に収まらないことも多いので、いちばん近い形を選べば十分です。見分け方の全体は、技法ページのチャートシェイプにまとめています。 近い型との違いも押さえておきます。ボウル型は、天体が半円(180度)の中に収まる型で、空白がもっと広くなります。バンドル型は、さらに狭い範囲にぎゅっと固まる型です。スプラッシュ型のように、全体に散らばっていて、大きな空白が一つにまとまらない型とも区別します。用語「チャートの型」「先導星」もあわせてどうぞ。
くわしく知る
チャートの型とは(用語)→ ボウル型とは(用語)→
用語集
用語集の一覧へ→
参考文献:全天体が約240度に広がり3分の1が空く型。M.E.ジョーンズの7型のひとつ(標準的な西洋占星術の用語体系) / 本事典の用語「チャートの型」に準拠
監修:編集部(占星術担当)最終更新 2026-10-05
あなたのチャートを無料で作成して、用語を実際に確かめる
ホロスコープを無料作成