ボウル型(椀)とは
ボウル型(椀)は、太陽や月をふくむ10の天体すべてが、チャートのおよそ半分(180度の半円)の中に収まっている配置の型です。天体が集まる「満ちた側」と、何もない「空いた側」がくっきり分かれるのが特徴で、椀(ボウル)のような形に見えることからこう呼ばれます。自己完結した世界観や、ひとつの方向へ向かう使命感をあらわすとされ、何かを携えて差し出す器のようなイメージで読まれます。
先導星が向きを示す
ボウル型を読むうえで鍵になるのが、天体の並びの先頭に立つ「先導星(リーディング・プラネット)」です。これは、サインの進む向き(時計と反対回り)に見て、いちばん先に立つ天体のこと。椀が傾いてものを注ぎ出すように、この先導星が指し示す方向へ、その人のエネルギーが流れていくと読まれます。反対に、何もない空いた側のハウス(人生分野)は、これから「補いたい・満たしたい」と感じる領域とされ、満ちた側にかたよった経験を、空いた側へ役立てようとする動きが生まれるといわれます。
ジョーンズの7型のひとつ
ボウル型は、アメリカの占星術家マーク・エドモンド・ジョーンズが整理したとされる、天体の散らばり方による「7つの型」のひとつに数えられます。すべての天体が一方に寄る点では集合型に近く、全体に散らばるスプラッシュ型とは対照的です。ただし、これらはチャート全体の傾向をつかむための見取り図であり、性格や運勢を断定するものではありません。空いた半分と満ちた半分のバランスを、ハウスやサインとあわせて、ていねいに読み解いていきます。用語「チャートの型」「半球の強調」もあわせてどうぞ。自分のチャートは「無料のホロスコープ作成」から確かめられます。