ハウメアとは
ハウメアは、2004〜2005年ごろに発見・確認された準惑星で、海王星より遠い太陽系の外縁部をめぐっています。ハワイ神話の出産と豊穣の女神ハウメアにちなんで名づけられました。外縁天体は動きがとても遅く、ひとつの星座に長くとどまるため、個人の性格というより、世代に共通する背景のテーマとして扱われるのが一般的です。冥王星やエリスより小さいものの、外縁の準惑星を代表する天体のひとつに数えられます。
高速自転と衛星
ハウメアの大きな特徴は、太陽系の天体のなかでもとびぬけて速く自転していることです。数時間で一回転するほどの速さで回っているため、遠心力で引きのばされ、ラグビーボールのような細長い形をしています。さらに、ヒイアカとナマカという二つの衛星をともない、まわりに細い環(リング)を持つことも確認されています。神話のハウメアが多くの子を生んだ女神であるように、複数の天体をしたがえている点も、名前のイメージと重ねて語られることがあります。
占星術での読まれ方
名の由来である出産・豊穣の女神にちなんで、一部の占星術家は、創造や誕生、再生、ひとつの源から多くのものが生まれ出るテーマと結びつけて読みます。ただし発見が新しく、占星術上の意味はまだ研究段階で、占星術家のあいだでも解釈は定まっていません。ひとつの配置だけで決めつけず、あくまで象徴的な試みとして、ほかの天体とあわせて慎重にとらえるのが穏当です。自分のチャートでの位置は「無料のホロスコープ作成」から確かめられます。