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エフェメリス(天体暦)とは
日付ごとの天体位置の一覧表
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エフェメリス(天体暦)とは
エフェメリス(天体暦)は、日付ごとの天体の位置を一覧にした表のことです。太陽や月、惑星が、その日どのサイン(星座)の何度にいるかを、ずらりと書き並べたものです。占星術では古くから、この表を使って、生まれた瞬間や調べたい日の天体配置を読み取ってきました。チャート(ホロスコープ)を組み立てるための、いちばん土台になるデータといえます。
分厚い本からコンピュータへ
かつては、年ごとに編まれた分厚い天体暦の本をめくり、目当ての日付の行から天体の位置を一つひとつ書き写していました。手間のかかる作業でしたが、これがチャート作成の出発点でした。いまはソフトウェアが、この位置計算を自動で肩代わりしてくれます。とはいえ、ボタンひとつで出てくる数字の奥には、長年積み重ねられてきた天体暦の計算が静かに働いています。本サイトの計算ツールも、精密な天体暦であるスイス・エフェメリスのライブラリで、天体の位置を求めています。むずかしい計算は、ツールにまかせて大丈夫です。
表に載る位置と、載らない位置
表に並ぶのは、おもに天体がどのサインの何度にいるかという位置です。この位置は、黄道にそって一周を測る黄経で表され、出発点は牡羊座0度にあたる春分点です。いっぽう、アセンダントやMCといったアングルは、日付ごとの表にそのまま載っているわけではありません。生まれた場所と時刻から決まる恒星時をもとに割り出すものだからです。チャートは、日付から引く天体の位置と、時刻と場所から定まる地平線の位置を組み合わせてできています。 天体の位置が日付順に並んでいると、その天体がどれくらいの速さで動いているかも見えてきます。月は短い時間でサインを次々に移り、水星や金星はそれより間をおいて動き、木星や土星、天王星、海王星、冥王星は同じサインに長くとどまります。速さの違いはトランジットの記事に整理があり、動きの遅い天体ほど一つのテーマが長く続くと読まれます。たとえば表の中で土星がいつまでも同じ度数の近くにいるなら、その天体にかかわるテーマは、数日ではなく長い時間をかけて形になっていく、という見通しが立ちます。 計算ツールで出した図の太陽や月、各惑星のサインと度数は、エフェメリスの一行をそのまま図にしたものにあたります。出生図の外側に今日の空を重ねる二重円なら、外側の輪が「今日の行」で、内側の輪が「生まれた日の行」です。数字を覚える必要はなく、気になる天体の度数だけを拾って、動きの流れを眺めるだけでも十分です。
チャート作りの土台として
エフェメリスは、占星術のあらゆる読みの一番下を支える土台です。天体がいまどのサインの何度にいるか。その正確な位置がわかってはじめて、サインやハウス、アスペクト(天体どうしの角度)の解釈へと進めます。トランジット(運行中の天体)や未来の配置を調べるときも、この表が手がかりになります。位置のデータそのものは象徴を語りませんが、すべての解釈は、ここから組み立てられていくと読まれます。むずかしい計算はツールにまかせて、まずは配置を眺めるところから始めてみてください。用語「天体(プラネット)」「サビアンシンボル」もあわせてどうぞ。自分のチャートは「無料のホロスコープ作成」から確かめられます。
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参考文献:本事典の用語「天体(プラネット)」に準拠。本サイトの計算はスイス・エフェメリス(pyswisseph)に基づく / 標準的な西洋占星術の用語体系
監修:編集部(占星術担当)最終更新 2026-10-05
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