コスモバイオロジーとは
コスモバイオロジーは、ドイツのラインホルト・エバーティンが、ウラニアン占星術(ハンブルク学派)を整理し直して、20世紀半ばに体系化した近代占星術です。検証しにくい仮想天体を用いず、ミッドポイント(二天体の中点)とハードアスペクトに絞り込むことで、占星術をより客観的で実証的なものにしようとした点が、大きな特徴です。
ミッドポイントと90度ダイヤル
コスモバイオロジーの中心にあるのが「ミッドポイント(中点)」です。二つの天体のちょうど真ん中の度数に、三つ目の天体やアングルが重なるとき、そこに意味が生まれると考えます。これを効率よく見つけるために、円を90度に圧縮した「コスモグラム(90度ダイヤル)」という独特の図を使います。これにより、合・衝・スクエアといったハードアスペクトを一望でき、ゆるやかなアスペクトや仮想天体に頼らずに、配置の核心をつかもうとします。
COSIと現代への影響
エバーティンの著書『COSI(星の影響の組み合わせ)』は、ミッドポイントの意味を一覧にまとめた実用書として広く知られ、いまも多くの占星術家に参照されています。占星術を統計や心理学とも結びつけ、検証可能なものにしようとしたその姿勢は、現代占星術のひとつの方向性を示すものでした。流派ごとの個性を知ると、占星術の幅広さが見えてきます。用語「ウラニアン占星術」「ミッドポイント」もあわせてどうぞ。自分のチャートは「無料のホロスコープ作成」から確かめられます。