コンフィギュレーション(アスペクト・コンフィギュレーション)は、3つ以上の天体が組み合わさって、ひとつのまとまった図形を描くアスペクトの総称です。アスペクトとは、天体どうしが結ぶ角度のこと。それが複数つながって、Tスクエア・グランドトライン・グランドクロス・ヨッド・カイトといった決まった形になったものを指します。関わる天体が連動して働くため、その人のチャートの核になるテーマを示すと読まれます。
コンフィギュレーションは、二つの天体だけが結ぶ単独のアスペクトとちがい、いくつもの角度が重なり合ってひとつの図形を成すところに特徴があります。たとえばTスクエアは、オポジション(180度)を結ぶ二天体に、もう一天体が直角(スクエア)で割って入る形。グランドトラインは三天体が正三角形に、グランドクロスは四天体が十字に並ぶ形とされます。どの天体が・どのサイン・ハウスで・どんな角度で結ばれているかによって、図形全体の働き方が変わってきます。緊張をはらむ角度で組まれた形は課題を、調和の角度で組まれた形は持ち前の才を示す、と読み分けられます。
代表的な形を、角度の組み合わせで整理しておきます。Tスクエアは180度のオポジション一本に90度のスクエア二本、グランドトラインは120度のトライン三本、グランドクロスは二組のオポジションと四本のスクエアでできています。ヨッドは、60度のセクスタイルで結ばれた二つの天体の両方に、三つ目の天体がクインカンクスを結ぶ形です。グランドトラインの三つの頂点のひとつにオポジションを結び、残る二点とはセクスタイルを結ぶ天体が加わると、凧の形をした
カイトになります。
調和の角度で組まれた
グランドトラインは、生まれつきスムーズに使える資質を示す一方で、流れが良すぎるぶん、本人が「当たり前」と感じてしまい、かえって活かしきれないこともあります。緊張の角度で組まれたTスクエアや
グランドクロスは、葛藤を抱えやすい代わりに、それをバネにした推進力にもなります。どちらにも恩恵と課題の両面があり、優劣ではありません。
自分の図で探すなら、ホロスコープを出して、アスペクトの線が三角形や十字になっている箇所がないかを探します。見つかったら、関わる天体、入っているサインとハウス、角度のずれの小ささを順に確かめます。形ごとの読みは、コラム
アスペクトのパターンや、各パターンの個別コラムでくわしく扱っています。
形によって、力の集まり方は異なります。
Tスクエアや
ヨッドのように頂点(アペックス)がはっきりある形では、その焦点の天体に注目すると、チャート全体で何が課題になっていて、どこに力がかかっているのかが見えてきます。
コンフィギュレーションは、チャートを読むときの骨格にあたるものとされます。単独のアスペクトよりも多くの天体が連動するぶん、その人の人生の主要なテーマがそこに集まりやすく、まず注目すべき構造として扱われます。どんな図形が、どのサイン・ハウスにかかっているかを手がかりに、慎重に意味を組み立てていきます。もっとも、これは象徴的な読みであり、特定の出来事を断定するものではありません。代表的な形の見分け方は、コラム「アスペクトのパターン」もあわせてどうぞ。