ホーム > 事典 > ハウス支配星の行き先 > 第10ハウスの支配星が第11ハウス
⌂
第10ハウスの支配星が第11ハウス
第10ハウスの支配星の行き先
分類
ハウス支配星の行き先
この配置の意味
第10ハウスの支配星が第11ハウスにある配置では、第10ハウスの向かう先が第11ハウスになります。第10ハウスの欲求から生まれる力が、第11ハウスの欲求をかなえるために使われる、という意味です。第10ハウスは、社会の中で自分の立場を築き、周りに示す自分の姿をつくりたい欲求のハウスです。第11ハウスは、対等な仲間とつながり、決まった枠にとらわれずにいたい欲求のハウスです。この配置の人は、立場や自分の姿を確かにしたいという気持ちを、主に「気の合う仲間や集団とのつながりをつくること」に向けやすいと読みます。 ここで大切なのは向きです。この配置で目的になるのは、第11ハウスの「仲間とつながり、枠にとらわれずにいること」のほうです。立場を築き、周りに示す自分の姿をつくりたいという気持ちは、その目的に向けて、友人や集団との関わりの中で使われます。そのため、自分がどんな人間なのかを、仲間の反応を通して確かめようとする面が強く出ます。 第10ハウスの支配星は、MC(第10ハウスの始まりの境目)にあるサイン(星座)を受け持つ天体です。サインにはそれぞれ受け持ちの天体が決まっていて、たとえば牡羊座なら火星、牡牛座なら金星です。MCにどのサインがくるかは人によって違うので、支配星も人によって変わります。MCは出生時刻で決まるので、時刻が不確かな場合は、この読みを当てはめにくくなります。
表れやすい傾向
この人が立場を築く力を注ぐ先は、肩書きそのものより、気の合う人たちとの輪です。たとえば転職や独立を決めたとき、最初に知らせたくなるのは職場の上司より友人たちで、その輪の中でどう受け止められるかが、新しい一歩の手応えを大きく左右します。周りに示す自分の姿も、その輪の中でいちばん自然に形になっていきます。 そのぶん、仲間の顔色が、そのまま自分への点数のように感じられやすい面があります。仲間が冷ややかだと、自分の評価まで下がったように感じて落ち着かなくなります。反対に、認めてくれる輪の中では、驚くほど堂々と振る舞えます。承認の出どころが一つの輪に偏るほど、この影響は大きくなります。 立場を築きたい気持ちは、仲間の輪そのものを整えることにも向かいます。集まりの日取りを決める、連絡をまとめる、初めて来た人を輪に招き入れる。輪の中に任された役があると、そこが自分の居場所だと感じやすくなります。 ただ、この人が心地よく感じるのは、上下のはっきりした集団の中で上に立つことより、肩書きを外しても対等に話せる輪です。年齢や職場での立場が違う人どうしが、同じ関心で横に並んでいられる場で、いちばん自分らしく振る舞えるでしょう。
逆の向きとの違い
第11ハウスの支配星が第10ハウスにある配置では、向かう先が逆になります。こちらは、仲間とつながりたい気持ちが、社会の中で立場を築くことに向かう配置です。仲間との関わり方は、自分の立場や周りに示す姿に合うかどうかで選ばれやすくなります。第10ハウスから第11ハウスへの向き(10→11)で目的になるのは仲間とのつながり、11→10 で目的になるのは社会の中での立場です。
互いに入り合うとき
第10ハウスの支配星が第11ハウスに、第11ハウスの支配星が第10ハウスにある場合は、二つのハウスを切り離せないひと組として読みます。立場を築くことと、仲間とつながることが、いつも結びついて表れます。仲間の輪に加わるときには自分の立場が気になり、立場に関わる場面では、周りの仲間がどう見ているかが気になります。片方の向きだけの場合より、二つの欲求の結びつきが強く表れやすい組み合わせです。
活かし方の手がかり
自分の姿を、誰の目を通して見ているのかを書き出してみてください。三人ほど名前を挙げると、承認の出どころが一つの輪に偏っていないかが見えてきます。出どころが増えるほど、周りの反応に揺さぶられにくくなります。 輪の中で世話役を引き受けているときは、ときどき役を降りて、ただの一員として参加する日もつくってみてください。役がなくても迎え入れられると分かると、立場に頼らないつながり方が身につきます。 仲間の意見に心が動いたときは、すぐに答えを出さず、一晩置いて「自分はこれをどうしたいのか」を考えてみましょう。周りに合わせて決めたのか、自分で選んだのかが、自分でも分かるようになります。
ほかの「第10ハウスの支配星の行き先」を見る
第10ハウスの支配星が第1ハウス→ 第10ハウスの支配星が第2ハウス→ 第10ハウスの支配星が第3ハウス→ 第10ハウスの支配星が第4ハウス→ 第10ハウスの支配星が第5ハウス→ 第10ハウスの支配星が第6ハウス→ 第10ハウスの支配星が第7ハウス→ 第10ハウスの支配星が第8ハウス→ 第10ハウスの支配星が第9ハウス→ 第10ハウスの支配星が第10ハウス(自室)→ 第10ハウスの支配星が第12ハウス→
隣接サイン:第10ハウスの支配星が第10ハウス(自室) ・ 第10ハウスの支配星が第12ハウス
参考文献:カレン・ハマカー=ゾンダーク『The House Connection』
監修:編集部(占星術担当)最終更新 2026-10-08
あなたのチャートを無料で作成して、ハウスの支配星を確かめる
ホロスコープを無料作成