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ゾディアカルリリーシングとは
ロットから期間を割り出すヘレニズムのタイムロード
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ゾディアカルリリーシングとは
ゾディアカルリリーシングは、2世紀ヘレニズム占星術の占星術家ウァレンスが『アンソロジー』第4巻で伝えたとされる、時の流れを読むタイムロード(時の支配星)技法です。原語の「アフェシス(aphesis)」は「解き放つ」を意味し、起点のサインから時間を順に解き放っていくイメージにちなみます。スピリットのロット(または運のロット)を起点に、サインごとに決まった年数の「期間」を順に割り当て、人生をいくつもの章・節に区切って読みます。とくに仕事や天職、人生のピークの時期を見る手がかりとされ、近年の古典復興のなかで、クリス・ブレナンらの紹介を通じてあらためて注目を集めています。なお、起点となるロットを「スピリット」にするか「運」にするかで、見えてくる人生のテーマが変わる点も、この技法の面白さのひとつです。
サインごとの年数で区切るしくみ
ゾディアカルリリーシングでは、起点となるサインから順に、星をつかさどる天体に応じた年数を各サインに割り当てて時間を進めていきます。各サインの年数は、そのサインを支配する天体の伝統的な「小周期(マイナーイヤー)」に対応します。たとえば牡羊座は支配星である火星の15年、獅子座は太陽の19年、というように決まっており、その年数ぶんの期間が順番に立ち上がっていく、という組み立てです。なお起点を「スピリットのロット」にする場合、スピリットと運のロットが同じサインに重なるときは、スピリットを1サインぶん先へ進めて起点とする、という伝統的な約束ごとがあります。さらに、大きな期間(メジャーピリオド)の中に、より小さな期間が入れ子のように収まっているのも特徴です。大きな章の流れと、その中の細かな節の流れを重ねて見ることで、人生の物語を、おおまかな時期から細かな転機まで段階的に追えるようになっています。
ピークの時期と読み方
ゾディアカルリリーシングでとくに知られるのが、活動の頂点を示すとされる「ピークの時期」です。これは、起点のロットから見てアングル(1番目・4番目・7番目・10番目)にあたる強い場所に期間が入ったときを指し、人生の山場や飛躍の節目として読まれることがあります。また、長いサインの期間が一巡したあと、向かいのサインへ跳んで流れが切り替わる転機は「ルージング・オブ・ザ・ボンド(束縛の解放)」と呼ばれ、大きな方向転換のしるしとされます。スピリットのロットは志や行動のテーマと、運のロットは身体や境遇のテーマと結びつけられ、どちらを起点にするかで読みの色合いが変わります。これはあくまで時期の傾向を象徴的に読むものであり、特定の出来事を断定するものではありません。用語「ロット」「パート・オブ・フォーチュン」もあわせてどうぞ。自分のチャートは「無料のホロスコープ作成」から確かめられます。
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パート・オブ・フォーチュンとは(用語) ロットとは(用語)
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参考文献:スピリットのロットを起点にサインごとの期間で人生を区切るヘレニズムのタイムロード。ウァレンスが伝える(web確認) / 本事典の用語「ロット」「パート・オブ・フォーチュン」に準拠
監修:編集部(占星術担当)最終更新 2026-06-16
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