母のロットとは
母のロットは、母親に関するテーマをあらわすとされる、古典占星術のトピック別ロット(アラビックパート)のひとつです。父のロットと対をなし、家族のうち「母」という役割を担う存在を読む手がかりとされました。第4ハウスとあわせて参照されます。
月と金星で計算する
母のロットの計算には、月と金星が用いられます。これは、月が母性・養育・受け入れる力を、金星がやわらかな結びつきや慈しみをあらわす、という古典の象徴に基づいています。どちらを母の表示星として重く見るかは流派によって分かれ、月を主とする立場が多いものの、両方を併用する占星術家もいました。父のロットが太陽と土星を用いるのと、ちょうど対になる組み立てになっており、二つを並べると、両親をあらわす象徴の対比がよく見えてきます。
父のロットと対にして読む
母のロットは、父のロットと一対にして読まれることが多く、両親それぞれのテーマを左右から眺める手がかりになります。月(母性)や金星の状態と、第4ハウス(家・ルーツ)やそのルーラーの様子を照らし合わせて、慎重に意味を組み立てます。これはあくまで象徴的な読みであり、特定の出来事を断定するものではありません。用語「月」「第4ハウス」もあわせてどうぞ。自分のチャートは「無料のホロスコープ作成」から確かめられます。