イグザルテーション(高揚)とは
イグザルテーション(高揚)は、天体がとくに高貴に、のびのびと力を発揮できるとされるサインのことです。占星術のディグニティ(品位=天体の働きやすさの度合い)のひとつで、そのサインに「招かれた客人」のように歓迎される配置、とたとえられます。たとえば太陽は牡羊座で、月は牡牛座で高揚するとされ、天体ごとに高揚するサインが古くから決められてきました。
招かれた客人の配置
高揚は、天体がそのサインを「治める主」ではないものの、賓客としてあたたかく迎えられる場所、と読まれます。自分の家(支配星のサイン)でくつろぐ姿とは少し違い、よそで丁重にもてなされ、その良さがはなやかに引き立てられるイメージです。どの天体がどこで高揚するかは伝統で定まっており、太陽は牡羊座、月は牡牛座のほか、木星や金星などにもそれぞれ高揚のサインがあるとされます。ちょうど正反対にあたるサインは「転落(フォール)」と呼ばれ、力が出しにくいとされる対の配置になっています。
ディグニティの中での読み方
高揚のサインにある天体は、その持ち味がまっすぐに、晴れやかに表れやすい、と読まれます。ただしこれは伝統的な象徴の枠組みであり、良し悪しを決めつけたり、出来事を断定したりするものではありません。支配星(ルーラーシップ)が「我が家のくつろぎ」なら、高揚は「客人としての晴れ舞台」と対比され、品位を立体的にとらえる手がかりになります。品位の全体像はコラム「ディグニティ(品位)」で確かめられます。用語「ディグニティ」「転落」もあわせてどうぞ。自分のチャートは「無料のホロスコープ作成」から確かめられます。